真実のレポート〜2008年3月の蜂起から現在までの拷問の実態〜(1/8) ICT作成/国連拷問禁止委員会提出資料

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2008年9月 The International Campaign for Tibet(ICT)

このレポートは、第41回 拷問禁止委員会会議において、中国における審議に向けて提出された第4回定期報告書である。ここには、2008年3月から9月までの間にチベット本土で行われた人権蹂躙の事実が記されている。

別添資料 A

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  • タシ・ツェリン氏(青海省西寧のバ出身)は、ラサの実業家だったが、ラサの抗議活動で死亡した。
  • デルガム氏(40歳)とロツェ氏(24歳)は、共にンガワチベット族自治州ソリの遊牧集団出身であった。彼らは2008年3月16日にラサの抗議活動で死亡した。
  • イェシ氏(西寧のバ出身)はラサの実業家だったが、ラサの抗議活動において死亡した。
  • ンゴドゥプ・プンツォク氏(カンゼ出身)は、カンゼ県で抗議活動中、3月18日の午後2時頃、殺害された。
  • ペルトプ氏(ンガバのングシュ郷出身)は抗議活動中に死亡した。(場所はンガバである可能性が高い)
  • ンゴガ(ツェカ・ツァン家、40歳代)と、ペマ・デチェン(タグ・デ・ツァン家)は、共にカンゼのシチュ郷出身で、3月18日に死亡した。
  • ワンチェン氏は、40歳代でカンゼ僧院の戒律指導僧となった。彼は3月18日のカンゼにおける抗議で死亡した。
  • アティシャ氏(25歳、ンガバのングシュル僧院の元僧侶)は、3月16日に殺害された。彼の遺体は警察署が引き取ったままである。 ・ペンパ氏(25歳、デプン僧院の僧侶)は、チベット自治区ペンポ・ルンドゥプ県ツォンドゥ郷で生まれ育った。4月14日のラサの抗議活動で死亡した。
  • ジンパ氏(28歳、チベット自治区ペンポ・ルンドゥプ県スムカル郷ダクパ村出身)は、当地の実業家だった。彼は3月15日ペンポ・ルンドゥプ県での抗議活動において、銃撃され死亡した。
  • ツェリン・ドルカ女史(25歳)は、チベット自治区メルド・グンカル県の尼僧で、4月12日のメルド・グンカルにおける抗議と思われる活動中に死亡した。
  • ツェワン・リクジン氏(38歳、戒律指導僧)とトゥプテン・サンデン氏(27歳、元声明指導僧)の両名は、カンゼのトンコル僧院に所属していたが、4月3日に四川省のトンコルでの抗議活動が弾圧される最中に殺害された。
  • 次に述べるチベット人は、いずれも同じ抗議活動中または活動後に死亡したものである。  ロブサン・リンチェン氏(25歳)、クンチョク・シェラブ氏(30歳)、ケチョク・パウォ氏(20歳)、ラクゴ氏(35歳)、ツェヤン・キ氏(ツァルンゴ・ツァン家、23歳)、ツェリン・ドンドゥプ氏(年少者)、ケルサン・チュドゥン氏(35歳)、ソナム・ツルティム氏(32歳)、ドゥクモ・ツォ氏(34歳)、テンラム氏(32歳)、ブブ・デレク氏(30歳)、ツェリン・ドンドゥプ氏(年長者、43歳)。
  • ベンデ・ツェリン氏(甘粛省ルチュ県アラ郷ルキェルの遊牧地域出身)は抗議活動中に死亡した。53歳の高齢のラポは、伝えられるところによると、地元でのチベット人への扱われ方に絶望し、同地で自殺した。
  • タラ氏はチベット自治区パシュ(中国名:八宿)出身の40歳代の医師であった。伝えられるところによれば、彼はダライ・ラマ非難を強いられ続けたことに絶望し、4月10日、自殺した。
  • ザティ氏は四川省ンガバチベット族自治州で拘束され、警察に殴打された後、死亡した。彼の遺体は親族に戻されることなく、おそらく証拠を隠滅するため、当局は彼の亡骸を火葬にした。